ラオス国際交流
『橘内たえ子手結び着付けの会』プロフィール
私たちは、着物を愛好する市民グループであり、着付けのサークルとして日頃は着物を学び、着付けの技術力の向上や美しさを追求した研究、発表などの活動をしています。
着付けにみる着物文化の素晴らしさを広く伝え、着物を絶やすことなく継承していくための活動をしています。
そして日本古来の着物を通じ、外国の皆様方に日本をより親しく身近に感じていただきたく国際親善を大きな目的としての活動も行っています。
本年2月2日から7日までの間、ラオスの首都ビエンチャンにて、アジア・市民交流事業の一環として、在ラオス日本大使館主催のジャパンフェスティバルへの参加、日系企業TSBLao並びにビエンチャンハイスクールを訪問して、日本文化である着物(浴衣)の紹介や体験のためのワークショップなど行ってまいりました。
以前よりラオスの皆様が大変穏やかな国民性であると伺っておりました。さらに、ラオスの『シン』という伝統衣装である織物を知り、そこに着物との共通点も見出し一段と親しみを感じました。
着物姿にラオス織物を取り入れたならどんなに素敵でしょう…との思いから
ジャパンフェスティバルでは、『着物とラオス織物とのコラボレーション』をテーマに、
ラオス織物の布を帯、半襟、帯揚げ、帯締めなどに活用した着物姿を着物ショーの形で皆様にご紹介してまいりました。
2011年ミスラオスのLouknamさん他、現地のモデルさん3名が美しい振袖姿で共演し、会場を一段と盛り上げました。
ラオスで出会った人々は、着物姿に関心を寄せ、『ラオスの布で作った帯ですよ』と話すと驚かれ、そしてにこやかなお顔を見せてくれました。
なお、このたび国際交流基金アジアセンターより 平成29年度アジア・市民交流助成金を交付されることとなりましたので併せてここにご報告いたします。
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